2016年2月18日木曜日

Surface Proのちょっとやるせないケーブル。リコールでデザインが普通に・・

2016年1月21日にマイクロソフトからSurface Pro 用 AC 電源コード 自主交換プログラムが発表されました。

Surface Japan Blog :
Surface Pro 用 AC 電源コード 自主交換プログラムについて

僕が使用中のSurface Pro 2も無償交換の対象だったので、AC電源コードの無償交換を申し込みまして、現在は交換品のコードが無事届いています。

この交換品のコードが思いのほかSurface Proシリーズに似つかわしくないデザインだったため、ちょっとがっかりというお話です。

安全のためなのでやむを得ませんが、電源コードにまで細かなデザイン上の配慮がなされたSurface Proシリーズなだけにちょっとやるせないです。

Surface Pro 用 AC 電源コード 自主交換プログラムとは何か

マイクロソフトの発表によれば、Surface Pro 用 AC 電源コード において過熱、発火、感電のおそれがあるために無償交換するというのが、Surface Pro 用 AC 電源コード 自主交換プログラムの主旨になります。

--Surface Japan Blogより :
Surface Pro 用 AC 電源コード 自主交換プログラムについて
”長期間にわたり、大きく折り曲げることを繰り返したり、きつく巻いた状態にしたりすると、破損する可能性があります。破損した AC 電源コードの使用を継続すると、過熱、発火、あるいは感電のおそれがあります。”
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該当の部品はSurface Pro、Surface Pro 2とSurface Pro 3のAC電源コード


AC 電源コードとは、下記写真の電源アダプターをコンセントに接続する取り外し可能なコード部分を指します。

Surface Proの電源アダプターは、シャープなエッジにつや消し塗装がかっこよく、Surfaceへ接続するコネクターもマグネット式のカッチリしたデザインで全体のイメージを崩さないものでした。そしてAC電源コードもこのシャープなデザインが採用されており統一感のある電源アダプターなんです。


電源アダプターからAC電源コードを取り外したところ。こちらの部品が交換対象。

コネクター部分とコード部分は、確かに一般的なコードと比較して接合部分の補強がない構造になっていますが、このシャープなエッジがデザイン上のポイントでもあります。

 交換品のコードは一般的な物に・・

こちらのコードが交換品として送られてきたものです。

統一感のあるデザインだったものが、まったくデザインコンセプトを踏襲しない一般的な電源コードに置き換わることになります。

安全性が第一なのでやむをえない部分はありますが、ここまで変わってしまうと、もとのデザインが気に入っていた反動でやるせない気持ちになりますね。

色もテカテカした黒で、いかにも電化製品という感じ。

まぁ一般的のノートPCなどに付属のケーブルは、この程度のものが多いんですよね。その分、Surfaceの気合の入り方はユーザーの所有感を満たすものだと思うんですが。

この問題、Appleだったらどう対処したでしょうね。デザインにこだわる会社ですから興味はあります。リコールでもコスト度外視で対応するのか。Appleが汎用品を自社製として提供することはまずありえないですが。

今回の問題は、電源アダプターを持ち運ぶ際に電源コードを、折り曲げたり、折り返したり、きつく巻きつけたりすると破損する可能性がある、というもので、さらに破損した電源コードの使用を継続すると過熱、発火、感電の恐れがあるというものです。

それは当然ですよね。
どんなケーブルでも手荒に扱えば破損しますし、破損したコードを使えばそうなります。

僕の場合、普段からケーブルの損傷を考慮して無理に折り曲げないように使っているので実際旧電源コードでも使用に問題ないと思ってますけど。

逆に交換品のコードでも強く曲げたりする使用法を繰り返せば破損すると思いますし、ユーザーとして安全に配慮して、無理に曲げない、破損したら使用しないという注意をしながら使用していきたいと思います。

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