2015年12月1日火曜日

【 FREETEL KATANA 01 その2】 価格の勢いで思わず買ってしまったFREETEL KATANA 01の開封


様々なプラットフォーム上で同一のソフトウェアを動作させることができるMicrosoftの野心的なOS、Windows 10は、PC/タブレットでのリリースを経て順調に稼働端末数を伸ばしています。

残るは今後の市場を占う上で重要な役割を果たすとみられるWindows 10 Mobileのリリース。米国では本家MicrosoftからハイエンドWindows phone、Lumia 950/950XLの展開が発表され、国内ではサードパーティ各社からWindows 10 Mobile phoneが発表されました。本家は高級路線、国内はミドル/ローエンド路線ですね。

そんな中、国内のサードパーティ製Windows 10 Mobile phoneの一角、FREETELから発表されたFREETEL KATANA 01は、スペック的にはローエンドのモデルですが世界的に見ても早い時期に発売日の発表がなされたことで注目が集まっていました。

ローエンドWindows 10 Mobile端末として注目の集まるFREETEL KATANA 01


価格に勢いがあったので思わず買ってしまったFREETEL KATANA 01が届いていましたので、早速開封してみます。

FREETEL KATANA 01の購入費用、月額費用、解約費用、スペックについてまとめた前回記事はこちらです。
【 FREETEL KATANA 01 】 最先端のモバイルOS、Windows 10と買いやすさが同居した異色の端末


FREETEL KATANA 01 : スペック

FTJ152E-katana01
OSWindows 10 mobile
カラーブラック
サイズ高さ :132.8mm 幅 :66.3mm 厚さ :8.9mm
質量約132g
CPUクアッドコア Qualcomm Snapdragon 210, 1.1GHz
メモリ1GB RAM
ストレージ8GB eMCP
MicroSD card (up to 32 GB)
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothBluetooth V4.0
SIMタイプmicroSIM
2Gスロット ×1
3G/4Gスロット x1
無線規格2G:GSM 850/900/1800/1900MHz
3G:WCDMA 1/6/8/19
4G:FDD LTE 1/3/8/19
ディスプレイ4.5inch/854×480(FWVGA)
バッテリー1700mAh 取り外し :可
カメラ
前面 200 万画素
背面 500 万画素
センサーGPS搭載 (A-GPS対応) / 加速度センサー
/ 近接センサー / 光センサー / e-compass
価格12,800 円
※2Gスロットは日本での使用不可

FREETEL KATANA 01 : 開封

箱はFREETELのロゴが印字されたもの。発送は告知より早く11月29日で、11月30日の発売日には手元に届いてました。発売日延期や遅配が与える影響にかなり配慮した迅速な対応だと思います。
FREETEL KATANA 01がFREETELのログが入った箱にはいって送られてきた。

開くと紙の梱包財が入っています。
FREETEL KATANA 01は紙の梱包財の下に治められている

中身は、SIM設定手順書。キャンペーン告知、本体、SIMパッケージ、納品書。
FREETEL KATANA 01本体のほかに手順書やSIMパッケージが梱包されていた

SIM設定手順書は、Android版、Windows phone版、それぞれがカラーで説明されたものです。ただし、今回はこの手順書は使いませんでした。理由は後述します。
FREETEL SIMの設定手順書は、Android用、Windows phone用が用意されていた

KATANA01の箱。Windows 10 スタート画面のパネルを意識した意匠ですね。最近みられるキチっと作られた高級な箱とは違います。普通の箱です。
FREETEL KATANA 01の化粧箱はWindows 10のスタート画面を模したパターンが施される

箱側面
FREETEL KATANA 01の文字とWindows 10のロゴがプリントされています。
FREETEL KATANA 01 箱側面にはFREETEL KATANA 01の文字とWindows 10のロゴが配される

箱側面、反対側
FREETEL KATANA 01の文字とWindows 10のロゴをプリント

箱上面
FREETEL KATANA 01箱上部にはFREETELの文字


引き出し上のうち箱が2段重ねになっているのを外箱が覆う構造です。

こちらはFREETEL SIM。DocomoのMVNOです。最近のFREETELはコーポレートイメージが漢字なんでしょうか、ここでも漢字なんですね。

SIMパッケージ裏面。ここで、あれ?となったのは下記写真の右下部分。SIMがあるはずの部分が抜けてるのがお分かりになりますでしょうか?この時点で、もしかして、もうセットしてくれてるのかな、と思い始めました。

FREETEL KATANA 01 : 本体と同梱物チェック

本体の箱をスライドして引き出すと、このように2段重ねのうち箱が姿を現します。

上段の小さい箱には、保証書とFREETEL KATANA01スタートアップガイドが入っていて、SIMカードの搭載方法が記載されています。

下段の大きい箱がKATANA01の本体です。あけるとこのようにビニール袋に入ったKATANA01が姿を現します。

本体はこのようなビニール袋に入っています。

本体箱は2段構造になっていて、下の段にはUSBケーブルと充電器。


USBケーブルは100円ショップで売っているような外観のケーブルです。たぶん使わないのでこのまま箱に戻しました。

充電器は白一色で何も記載がないので、何Aの出力なのか不明。こちらも使わないのでそのまま戻します。今はAnkerなどの優秀なサードパーティー製充電器も広く使われてますし、このレベルの付属品のために原価が上がるのであれば、これは別売でも良いのでは、と思いました。



FREETEL KATANA 01 : 本体の大きさ

Nexus5と比較。4.5インチのコンパクトな筐体。外観は悪くないです。安っぽくもないし、コンパクトで、何しろ軽いです。Nexus5より軽いので相当に軽い部類です。ぼくがこれまでもった端末の中ではもっとも軽い端末です。

背面はマットブラック。Windowsロゴが新鮮です。

FREETEL KATANA 01 : SIMの搭載

SIMパッケージを開けてみると、やはりSIMはありませんでした。これは搭載済みですね。

FREETEL KATANA01スタートアップガイドによると背面カバーをはずしてSIMを搭載するスタイル。


ディスプレイに向かって右下部に切りかきがあり、ここから背面カバーを開きます。

背面カバーはきっちりはまってますが、やわらかい素材ですので切りかき部分から簡単に開けます。下は少し開いたところ。

SIMスロットにアクセスするためには、背面カバーをはずし、バッテリーも取り外します。SIMはmicroSIMで、デュアルSIMスロットを装備。やはりSIMはセットされていました。

デュアルSIMとはいっても、左側のSIM2スロットは2G専用で、日本では使えないようです。SIM1スロットは2G/3G/4G用となっています。右側にはSDカードスロットを装備。最大32GBまでのMicroSDカードに対応します。


バッテリーはリチウムイオンの1700mAh。容量としてはiPhone5sと同等クラス。少ないように見えますが、1.1Ghz駆動のCPUに4.5インチ 854×480ディスプレイであればそれほど大容量バッテリーでなくても問題ないと思われます。

FREETEL KATANA 01 : 起動

SIMがセットされていることがわかったので背面カバーを戻して起動してみます。

起動時はFreetelマーク→Windowsマーク→起動。早くもなく、それほど遅くもありません。

起動直後のスタート画面。Windows phoneを触ったことがなかったので何をすればいいのかわかりませんでした。使い方としては、メニュー画面から必要なアプリをパネルとしてこのスタート画面にピン止めして使うということのようです。起動直後は、電話パネルとメッセージアプリのみ。データ+SMSのシムなので電話パネル上はSIMカードなしになっていますが、この時点ですでにSIMは認識していて、LTEもつかんでいて、左上部にはアンテナが立っているのがわかります。

FREETEL KATANA 01 : 動きの確認

動作の様子を動画に収めました。
スタート画面やメニューの動きは思ったよりサクサクしています。ブラウザを起動してから操作は、データを読み込んでくる部分で負荷がかかっているようで応答が悪いです。タッチパネルも反応がワンテンポ遅れる感じです。ただ、価格とWindows 10 Mobileの初期バージョンですから十分の完成度だと思います。いったんデータを読み込んでしまえば、その後のページ内スクロールは快適です。またYoutubeを見てみましたがコマ落ちすることもなく、かなり快適に使えました。

FREETEL KATANA 01 : 外観

フラットなディスプレイ部、下部にマイク、スピーカー、ボタンが3つ。ボタンは戻るボタン、Windowsマークのスタートボタン、右は虫めがねでしょうか、Windowsのアシスタント機能Cortanaへのダイレクトボタンを装備。ぼくはiPhoneのSiriもOffしてるので、あまり出番はなさそうです。あと、配列を同じにするのであればタスクマネージャかメニューボタンあたりのほうがなじみがありますね。

左側面には何も配置がありません。

背面はマットブラック仕上げ。カメラは500万画素。WindowsマークとFREETELログは、さりげなく配置。

本体右側面にはボリュームボタンと電源ボタンを配置。電源ボタン+ボリュームUPのコマンドでスクリーンショットを取れます。

本体上部 USBポート

本体下部には、何もありません。


今回は、開梱から同梱物の確認、SIMをセットして起動までを確認しました。価格のなりにがんばったつくりで好感を持てました。動作も思ったほどひどいということもなく、最高レベルの体験を提供してくれるわけではありませんが、日常使うには問題ないレベルと判断しました。SIMは搭載済みで出荷されており、箱から出してすぐ使える点もユーザーに優しいと思います。Windows 10 Mobileはなかなか新鮮で楽しめます。12800円であることを考えると、かなり満足度は高いですね。

本日はここまでにして、次回はWindows 10 Mobileを操作して気づいた点をレビューしようと思います。

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