日本ではまだなじみがないですが、アメリカではPrime Nowというサービス名で1時間配送サービスを始めているそうです。
http://www.amazon.com/b/ref=pn_surl_lp/?node=10481056011
1時間配送となるといかにスピーディーに受注処理を行ったとしても物理的に配送先と配送拠点の場所が近い必要が出てくるわけなのでどこでも提供できるサービスというわけではないようですが実験的な試みとしも興味のあるサービスです。
Prime Nowは、Amazon Primeメンバーに提供されるサービスで2時間での配送については無料、さらに$7.99払えば1時間での配送に対応します。
現在のところ、Prime Nowに対応している地域は限定されていてアメリカの一部地域のみ。2015年10月に入ってサービスエリアの追加を発表しました。追加されるエリアはSan Francisco Bay AreaとTexas州San Antonioの2箇所。
この追加によってManhattan & Brooklyn、Baltimore、Atlanta、Miami、Dallas、Austin、Houston、Indianapolis、Chicago、Seattle、Portland、Los Angeles、Minneapolis、San Francisco、San Jose、San Antonioの地域に対応となっています。今後さらに拡充予定で、Twitterの専用アカウント@amazonprimenowで最新情報を発信していくとのこと。
Prime Nowはアプリを経由して注文するサービスです。サービスを利用するにはAmazon Prime会員に入っておく必要があります。
使い方としては、iOSかAndroid対応のアプリをインストールし、利用したいエリアのzip code(郵便番号)を入力すると対応した製品がリストされてくるという仕組み。扱う製品は主に食料品、雑貨が多いようですが地元のレストランからの暖かい食事が届くであるとかビール、ワインなどの酒類などにもチャンレンジしているとのこと。日本でいうところの出前や宅配ピザなどにあたるサービスがライバルになりそうです。
サービス対応時間は週7日、朝8時から深夜までであるとか、週7日朝10時から夜10時までといったようにエリアによってバラつきがあるようですが大まかな傾向としては朝から夜まで休みなしです。
残念ながら日本ではまだサービスされていないので使ってみることはできないですが現地の声はアプリのレビュー欄で見ることができます。
おおむね良好な反応で、時間がきっちりしていたであるとか、お店で買う手間が省けた、梱包がしっかりしていたなどAmazonで他の一般的な商品を購入したときに得られる満足度と同じ意見が多いです。
・これは良い。お店に買いにいったり、運ぶ手間が省ける。
・商品が少ないのでお店に行って買い物をするということを完全に置き換えることはできない。
・たいていのものは良い状態で、時間通りに配達されてきたが届いたときに状態が良くなかったものもある。
・2時間のサービスを選んで、時間通りに配達された!
・お店は込んでいるし、レジに並ばなくていいのが良い。
・サービスと価格を取ってみても、十分地元のお店で買うのと比較して競争力がある。
・使ってみたが、うれしい驚きがあった。
・商品は丈夫な紙バッグで梱包されており、冷凍ものはフリーザーバッグに入れてあった。
・また利用したい。
まだ実験的な試みとしてアメリカの一部地域でのみ提供されているサービスですが、ノウハウが確立すれば将来的には日本での導入ということもありえるのでしょうか。
今でも離島など近隣に小売店舗がない地域にとってなくてはならない存在となっているAmazonですので、これからもっと身近なサービスにも力を入れていくのかもしれないですね。
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