2015年11月3日火曜日

【PSPがスマートウォッチで動く?】 Youtubeで見る驚きの動画

ASUSのアウトレットショップでは17800円で販売されているZenWatchですが、スマートウォッチの導入においては、いまいち何に使うんだ?という疑問に対して明確な答えを出せずにいます。触ってみると楽しいんですけど何万も出して導入するというところまで踏み込めていないのが実情です。場合によっては1万円台まで下がってくれているので飽きるのを覚悟でおもちゃとして導入してたいかなという興味は出始めてるところなんですが。

または純粋に時計として活用するというのであれば電池持ちを考えなければ現状でも十分役立つとか、いろいろ理由づけを考えながら自分の中で葛藤しています。

そんなスマートウォッチの可能性に改めて驚いたのがこちらの動画。

技術的なところはよくわかりませんが、Android Wearが動作するスマートウォッチ上にPSPのエミュレータを動かしているみたいです。スキルのある方はいろいろ楽しそうですね。


スマートウォッチのタッチパネルを生かして画面上に十字キーやボタンが配置され、ちっちゃい画面で操作をしています。動画を見るとわかりますが、3D画像処理が厳しいのか、キャラクターが異様にのそのそ動いているのが面白いです。

こちらの動画主であるHacking Jules氏のサイトでは、PSP以外にも驚くほどたくさんのクロスプラットフォーム検証してます。一体どうやってるんでしょうか。

たとえばNintendo 64をAndroid Wear搭載のスマートウォッチで動かしています。PSPと比較してマリオは割とサクサク動いているように見えます。Nintendo 64あたりの方がPSPより軽い描画なんでしょうか。タッチパネル上のボタンで操作してるんですが指で画面が隠れてしまってゲームとしては成り立たないように見えますが、そういうところもユーモラスです。
Nintendo 64が動作するAndroid Wear搭載のスマートウォッチ

こちらはNintendo DSをAndroid Wear搭載のスマートウォッチで動かしています。もっさりしていてゲームとしては厳しそうです。
Nintendo DSが動作するAndroid Wear搭載のスマートウォッチ

さらに驚くのがこちら。こちらはスマートウォッチではなくてAndroidタブレットですが、この上でWindows 7を動かしています。さすがにものすごく重くて一つのウィンドウを立ち上げるだけでも数秒から十数秒の待ち時間が必要。とても実用に耐えるものではないですが、動いていることが驚愕です。
Androidの上で動作するWindows 7

これらのエミュレータはアプリを入れれば簡単に動かせるものなんでしょうか。未知の世界だけに、はじめてみたとき驚愕してしまいました。

一見、才能の無駄遣いともいえるこういった(高度な)遊びの中に、例えばスマートウォッチの可能性を見出したり、新しい使い方のアイデアなどが潜んでいるような気もします。ユーザーインタフェースもこれだけ小さいとタッチパネルでいいのかとか、またはタッチパネルを生かしたアプリにするのが正しいのかとか。

昔、腕時計型のインテリジェントデバイスとしてCASIOのデータバンクを持っていました。入力するのも一苦労でしたが友人の電話番号などを入力して頑張って使ってました。その時代から考えると、この小さなスマートウォッチでこれだけの処理能力があるというのは本当に驚くべきことです。

今後、さらに省電力・高処理能力化するのか、それとも機能特化型にすすんでいくのかわかりませんがスマートウォッチが必須デバイスというくらいの使い方が出て来てほしいものです。

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