2015年11月25日水曜日

【う~ん、WiFiが切れるなぁ・・】 自宅WiFiの電波状況調査 2.4Gは混雑、5Gは空きあり

自宅で作業をしていると、よく接続が切れて安定しないのでWiFiの電波状況を確認してみることにしました。

よく発生するのは、この記事を書いているエディターの自動保存失敗。しばらくすると戻るので、気にしなければ問題ないですがアラートがあがるので気になって、作業が一時中断するため効率は良くないです。
WiFiの電波状況の確認には、inSSIDerを使いました。このソフトウェアはバージョン4.xになり有償版しかなくなっているので、今後、代わりになるフリーウェアを探さないといけないです。今回はフリー版だったころのinSSIDer3.xを使用。

現状(遅延、パケットロス)

現状がどのような状況かというとpingでブロードバンドルータにテスト通信(ping)を送って、正常な2msから、悪いときは3700msまで遅延が起きます。またパケットは19発中3発ロスト(15%ロスト)する状況です。安定せず、非常にネットワーク状態がよろしくありません。

C:\Users\xxxxx>ping -t 192.168.0.1

192.168.0.1 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =1036ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255
要求がタイムアウトしました。
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =2ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3707ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3194ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =6ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =1620ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =2ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =1527ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =4ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255
要求がタイムアウトしました。
要求がタイムアウトしました。
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =77ms TTL=255
192.168.0.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255

192.168.0.1 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 19、受信 = 16、損失 = 3 (15% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
    最小 = 2ms、最大 = 3707ms、平均 = 699ms

電波状況の確認

電波状況を見ると、それほど強い電波が入ってきているわけではないのですが、チャネル干渉は起こっています。状態がいいときは少し干渉する程度ですが時間帯によって変わります。


一見、チャネル10をチャネル9に移動させたら逃げられるように見えたので手動でアクセスポイントのチャネルを移動させてみるとうまくいったように見えました。しかし、通信状況が改善しているわけではないので再度電波状況の確認。

時間の経過とともに、さらにアクセスポイントが増え、電波干渉も増えてきているようです。

手動設定したチャネルは自動設定に戻して、苦し紛れにアクセスポイントのファームウェアを自動更新してみました。ちなみに使用しているアクセスポイントは、NECAtermWR8165Nです。

新しいバージョンが出ていたようで、1.0.25から1.0.32にバージョンがあがりましたが、とくにネットワーク品質には変わりなし・・。

2.4GHz帯が混雑し、5GHz帯が空いている

ところで、ぼくの端末は2.4GHz帯の802.11nを使って接続していたので、試しにメニューから5.0GHzの電波帯を表示させてみたのが以下です。


5GHz帯は、スカスカです。これなら電波干渉はしなさそう。

5GHz帯はあんまり使われてないんですね。2.4GHz帯に比較して、透過性が弱く壁など遮蔽物があると電波が到達しにくいと言われているので、少々不安はありますがリビング1部屋だけ通信できればいいのと、2.4GHz帯と両方電波を出せばいいので試してみたいところです。

5GHz帯をもちいる規格は、802.11a/ac、およびnで、802.11nは規格上は2.4GHz帯と5GHz帯の両周波数がありますがAtermWR8165Nは2.4GHz帯の規格にしか対応していませんでした。

Aterm以外の手持ちアクセスポイントでaの5GHz帯に対応したものがあったので、そちらで試してみようと思ってます。

WiFiに接続しなければならない機器の対応状況

接続する端末のほうでもWiFi規格の対応状況を見てみました。

iPhoneとNexusは2.4G/5G両対応で、acまでフルカバーされていました。
iPad mini 2とFireTV Stick、Surface Pro 2はacに非対応、Kindle Paperwhiteは2.4GHz帯のみ対応。

iPhone6802.11 a/b/g/n/ac
Nexus5802.11 a/b/g/n/ac
Nexus7(2013)802.11 a/b/g/n/ac
iPad mini 2802.11 a/b/g/n
Fire TV Stick802.11 a/b/g/n
Surface Pro 2802.11 a/b/g/n
SONY BDZ-ET1200802.11 a/b/g/n
Polaroid Pigu802.11 b/g/n
Kindle Paperwhite802.11 b/g/n

ac対応機器が少ないので5GHz帯に逃げるといってもacは使えない状況です。今後、手持ちの機器を活かしながら802.11aの5GHz帯で接続するのを目標でやってみます。5GHz帯に移行して通信品質が良くなるようであれば、またレポートします。

参考:無線LANのチャンネル干渉

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