Android Official Blog : Cellular support comes to Android Wear
10月に発表されたLG Watch Urbane 2nd Edition LTEでは、LTE/3G接続機能をハードウェア的に搭載していましたが、Android Wearがサポートしていませんでした。今回のアップデートでAndroid Wearがソフトウェア的にこの機能をサポートすることになりました。これによってスマートフォンとペアリングせずにスマートウォッチ単体でLTE/3G接続が可能になります。
スマートウォッチ単体でLTE/3G接続できるとどのような恩恵があるかというと、たとえば隣の部屋にある電話に着信したことや、電話をおいて外出をした場合でもメッセージを受け取るといったことができるそうです。ペアリングしたスマートフォンとのBluetooth接続やWiFi接続が切れたら、再度スマートフォンを検知するまでの間は自動的にLTE/3G接続へ切り替わるとのこと。
セルラーサポートの最初のモデルはAndroid Wear WatchはLG Watch Urbane 2nd Edition LTEです。
LG Watch Urbane 2nd Edition LTE.
OS | Android Wear v. 1.4.0.2324143; Android OS 6.0 |
ディスプレイ | P-OLED (480 x 480 pixels), 348 ppi |
チップセット | 1.2 GHz Quad-Core Qualcomm Snapdragon™ |
バッテリー | 570 mAh |
ストレージ | 4 GB |
RAM | 768 MB |
Bluetooth | 4.1 + BLE |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n 2.4 GHz |
センサー | 9軸 ジャイロ/加速度センサー/コンパス/ 気圧/PPG(心拍センサー) |
オーディオ | ビルトインマイク |
サイズ | 直径45.5mm/厚み14.2mm |
Weight | 約92g |
待ち受け時間 | 2.5日 |
バンドカラー | 黒 |
本体 | ステンレス |
アメリカではLG Watch Urbane 2nd EditionをAT&TかVerizonから販売。北米AT&Tのサイトでは、2年間の回線契約込で$199.99にて販売されています。
アメリカ以外では今後数カ月のうちに販売される見込みですが、サポートされる機能はキャリア事に変更されるとのこと。シムフリー版については不明。
このゴツいスマートウォッチをはめてランニングというのも考えにくいですが、スマートウォッチの機能的な方向性としてはポケットやアームバンドにスマートフォンを固定してランニングしたりせずに、スマートウォッチ単体を身に着けていれば良いという方向を向いているようです。(もしくはタブレットのようにWifi/BluetoothモデルとLTEモデルのすみわけ)
今の時代、スマートフォンのユーザーで端末を置いて出かけることは非常にまれに思います。今後、どんなキラーアプリが登場し、どんなニーズで発展していくのか興味がありますね。
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