そのサイズ感がモバイルノートパソコンの環境としては非常に魅力があり、32G版の3万前後の価格帯というのも非常に買いやすく、常に欲しいものリストの常連だったTransBook T90Chiが、このたびWinsows10搭載モデルとして、およそ半額の3万円を切る価格帯で再発表されるという展開になりました。
Windows 10を搭載した極限の薄さを実現した8.9型キーボード脱着式ノートPC「ASUS TransBook T90Chi」を発表
Photo:ASUS
ASUSから発表があったのは2015年11月5日で、販売開始が2015年11月7日(土)となっており、すでにT90CHI-3775の型番で公式オンラインショップやAmazonからも購入可能な状態になっています。
3月発表時点でのT90CHIは、実用上は64Gモデルに魅力があるものの、価格帯としては32Gのモデルが魅力があり、いずれのモデルを選ぶにしても価格面か仕様面かでの妥協をしなければならなかったものが、今回発表されたモデルは2つのモデルの良い面を合わせた形になり強力に進化しました。
ひと月前に12.5インチのTransBooK T300CHIを買ってしまっているので、さらにT90CHIを買ったら家族からボコボコにされてしまいますので、ここはガマンですが本当に魅力的です。
T300CHIの場合12.5インチということで、いかに2in1ノートパソコンであってもタブレットとしての実用性はほとんどなく、常にキーボードとセットでノートパソコンとして使用していますが、8.9インチとなるとタブレットとしても十分使えるサイズ感であり、真の2in1スタイルを体現しているモデルだと思います。
コンパクトでどこにでも持ち運べて、キーボート入力ができ、バッテリーも10時間程度持つという環境。タブレット部とキーボード部を合わせても750gしかありません。すばらしいです。さらに本体の充電インタフェースはUSBですのでスマホと兼用できます。スマホと充電環境を共有できると持ち物を減らせるので本体の軽さと合わせて実際のコンパクトさは数字以上のものになると思います。
またUSB充電ができるということは、モバイルバッテリーを使うことができます。T300CHIはACアダプタを使わなければならないので、このUSB充電ができないんですよね。いざという時にモバイルバッテリーを使えるというのは心強いアピールポイントになります。
サイズとスペックを考える上で、主に持ち歩くことを前提としたサブマシン的な位置づけで検討されるモデルのため、価格重視の面があったと思いますが今回の大胆な施策によって、価格が下がり、スペックアップを果たしたので衝動的にぽちっと行ってしまう人も増えるんじゃないでしょうか?
なにしろこういう小さいけど何でもできそうなモデルというのは、こういったデジタルガジェット好きの物欲を刺激します。ASUSさんは期待を裏切りませんね。
型番/本体カラー | T90CHI-3775(ダークブルー) |
OS | Windows10 Home32ビット |
CPU | インテル® Atom™プロセッサーZ3775 |
メインメモリ | 2GB |
液晶ディスプレイ | 8.9型ワイドTFTカラータッチスクリーンIPS液晶 |
表示解像度 | 1,280×800ドット(WXGA) |
記憶装置 | タブレット:64GBeMMC |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n |
Bluetooth機能 | Bluetooth(R)4.0 |
インターフェース
| タブレット:microUSBポート×1、microSDメモリーカードスロット(microSDXCメモリーカード対応)、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
キーボードドック:microUSB×1(充電専用) | |
バッテリー駆動 | タブレット:約10.3時間 |
本体サイズ
| タブレット:幅241mm×奥行き137mm×高さ7.5mm |
タブレット+キーボードドック:幅241mm×奥行き137mm×高さ16.5mm | |
質量 | タブレット:約400g、タブレット+キーボードドック:約750g |
ビジネス統合アプリ | MicrosoftOfficeMobile |
主な付属品 | USB ACアダプターセット、製品マニュアル、製品保証書 |
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