2015年10月10日土曜日

Android 6.0 Marshmallowは驚異のバッテリー持続時間

Android5.0/5.1 Lolipopでは、バッテリーの減りが早いといわれていました。グーグルで検索すればたくさんの事例を見ることができます。
Android5.0 バッテリー異常消費

ぼくの場合は、Nexus7(2013)とNexus5をAndroid5.0、5.1と使ってきましたが、満充電から普通に使用したら半日程度で充電をしないと目に見えて減っているということを経験してきました。Nexus5は良い端末ですがバッテリー容量が2,300mAhと比較的少なく、この点が影響している可能性もあると考えていましたが、Nexus7においては、バッテリ容量が3,950mAhで比較的潤沢ですし、実際Android4.4 Kitkatと比較して明らかな減りの速さというものを体験していたのでLolipopに変えてからバッテリー消費が早くなったと理解していました。設定やアップデートもいろいろと試してみたものの、若干解消する程度で根本的にはKitkatを使用していたときのほうが体感的にバッテリー消費が少なかったと考えています。




昨日、Nexus5をAndroid 6.0 Marshmallowにアップデートしたあと、Marshmallowの特徴を眺めていてバッテリー消費が改善されているようだったので、バッテリーを満充電にしてから今朝までのグラフをとってみたところ、驚くべき改善がみられました。

まず夕方16:00に満充電にしてからスリープ状態で19:00まで放置した状態が約3時間あり、このときのグラフが左端のほぼ水平の部分です。目視では100%から3時間スリープで97%あたりまでしか消費していませんでした。

次にグラフ上でドロップしているのは帰宅中に音楽とWebブラウズなどで約1時間使用した際の消費です。

その後、帰宅し就寝中はスリープ状態で今朝グラフをとるまで非常になだらかな傾斜でグラフが推移しており、ほとんどバッテリー消費していないことがわかりました。

これまで、スリープ状態であっても1日程度しかバッテリーが持たなかったものが、Marshmallowでは満充電からスリープ状態で維持すれば約5日ほど持つほど電力消費が抑えられていることがわかりました。

バッテリー搭載量が少ないNexus5でこれだけ持ちがよかったことは過去なく、本当に体感として電力消費が少ない点は体感できます。この改善は本当にすごいですね。しかしソフトウェアでここまで変わるとは。ここまで変わると、体感としては全く別のハードウェアです。

他の不具合など内包している可能性もあるので、引き続きMarshmallowの使用感を見ていきたいと思いますが、アップデート1日目としては、ひとまずMarshmallowすごく良さそうという印象を持ちました。

1 件のコメント:

  1. 昨日、Nexus5をAndroid 6.0 Marshmallowにアップデートしたあと、Marshmallowの特徴を眺めていてバッテリー消費が改善されているようだったので、バッテリーを満充電にしてから今朝までのグラフをとってみたところ、驚くべき改善がみ ... バッテリー.blogspot.com

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