2015年10月19日月曜日

【スマホはソフトウェアが命】 Huawei、P8 liteがAndroid 5.1のアップデートを開始

Androidを搭載したスマートフォンの性能は、ハードウェア仕様だけでなくソフトウェアのバージョンによって驚くほど差がでることがあります。そのためできる限り新しいバージョンを利用したいと考える人も多いのではないでしょうか。

3万円で買える高性能SIMフリースマートフォンとして日本でも人気の高いHuawei P8 liteに、Android 5.1のアップデートがアナウンスされましたので内容についてまとめました。
Photo:
https://community.gethuawei.com/support/b/weblog/archive/2015/10/14/p8-lite-android-l-update-now-available

オフィシャルな注意事項に加えて何点か気になる点など。

今回のアップデートは北米向けのHuawei Official Communityサイトでアナウンスされています。

このアップグレードではユーザデータは消去されるそうです。そのためアップデートを行う前にSDカードなどを用いてデータのバックアップを行うことが推奨されています。また、実際のバージョンアップ作業には4GBの空きがあるmicro SD cardが必要です。

今回のAndroid 5.1は、 Huawei P8 lite, model ALE-L04, build ALE-L04V100R001C00B124向けに準備されたもので、日本で販売されたモデルが対応しているか否かは不明。実際にバージョンアップを行うデバイスで直接確認する必要があります。

またバージョンアップ作業は手動なので、多少スキルが必要かもしれません。こういった作業が好きな人にとっては楽しいかもしれませんが、一般的なユーザ向けにはオンラインからの自動インストーラという選択も欲しいところです。

P8 liteへのAndroid 5.1バージョンアップ方法については、Android4.4から5.1へのバージョンアップ手順書が用意されています。また、Android5.1から4.4へのダウングレード手順書も用意されていますので万が一新しい環境が気に入らなければ元の環境へ戻すこともできます。ただし手順書類は英語です。
Upgrade from Android 4.4 to Android 5.1 instructions
Downgrade from Android 5.1 to Android 4.4 instructions

Android 5.1のアップテートファイルはHuaweiのConsumer Downloads siteから入手できます。以下のサイトから手順書に記載されているファイルをダウンロードして使用するとのこと。
http://consumer.huawei.com/us/support/downloads/index.htm

ユーザサポートは顧客満足に直結する

多くの場合、ソフトウェアのバージョンアップと共に性能の改善が見込めるため、ハードウェアメーカーがバージョンアップに熱心である場合、ユーザは長く恩恵を受けることができます。しかし、販売済みの製品に対してバージョンアップのサポートを続けることをコストとみなし、バージョンアップが提供されないことも多いです。

メーカーにとってサポートコストをかけても買い替え需要を喚起できないため、メリットが少ないと考えるのかもしれませんが、我々ユーザは、こういったメーカーの姿勢をきちんと評価し、ユーザーサポートをきちんと行うメーカーから継続して次期モデルを選択する目を養うべきだと思います。

グローバルメーカーと国内メーカーの差ともいわれますが、日本のメーカーでバージョンアップサポートの重要性を理解しているのはSONYくらいじゃないでしょうか。(それでも国内主力のキャリアモデルなどはバージョンアップに消極的ですが)

とりあえずHuawei グッジョブですね。ファーウェイジャパンから日本対応と日本語の手順書などでると日本のユーザはうれしいと思われますがどうなるか。結構売れている端末だと思うので今後の対応に注目です。

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